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会長 大藤 忠

 私が京都洛中RCの会長に就任した時、テーマを「奉仕の原点…助け合いの心」サブテーマに「強化・行動・継続」として、テーマにそった運営基本方針を3つ申しあげました。
 1つが「ロータリーの例会」です。魅力ある例会作りに取組みました。又1600回友愛記念例会を開催する事が出来ました。
 特に京都は伝統的な産業と新しい産業とが栄えている都市で有りますので、卓話講師は京都をテーマに関連した方々を迎える事が出来て、多くのプログラム等の改善をする事が出来ました。
 2つめが「会員増強」です。当クラブの皆様が、自クラブにどれだけ誇りを持っているか、又これからのロータリーを考える時、信頼できる異業種の友をどれだけ得られるかにかかっています。本年度の最重点項目に掲げ増強についての取組みを強化した結果、会員一人一人が増強に対する意識の持ち方が変わって来ました。おかげさまで6名の新しい仲間の入会をみました。
 3つめが「親睦と奉仕」です。親睦が十分にゆきわたってこそ、初めて仲間と共に奉仕の理想の実現が可能になります。本年度はお金をかけずに手作りの親睦会を実行しました。子供たちも一緒に楽しんだクリスマス忘年家族会や天龍寺で精進料理に舌鼓を打った春の懇親会は昨日の事の様です。
 そして、忘れることが出来ないのが、「被災地の子供達をプラハへ、心のいやし事業」です。被災した子供達が今生きていることを心から実感でき、新たな世界を体験することにより将来へ希望と夢を与え、苦難を乗り越えようとする勇気と活力を与えることが出来る様な事業を心掛けました。派遣学生は5回のオリエンテーションを経て、高校生26人、引率の先生4人、引率ロータリアン22人をプラハに派遣しました。前日「ふれあい学習」として、門川大作京都市長への表敬訪問を行い、私が派遣団団長として、派遣事業の趣旨の説明とお礼の挨拶。市長から姉妹都市プラハ市長に渡す親書が、子供達の代表に託されました。その後、相国寺で有馬頼底猊下の法話を頂きました。壮行会では、子供達が預かってきた小林眞八戸市長の親書を頂きました。
 7月25日から8月8日までプラハに滞在する旅程で、幸いにもこの事業がチェコ共和国外務大臣、プラハ市長、在日チェコ共和国大使館と日本国外務省、京都市からの後援を頂く事が出来、日本とチェコの国際交流が実現。チェルミーヌスキー宮殿、チェコ共和国外務省に表敬訪問し、外務副大臣から歓迎のあいさつ、プラハ市長との会見。在チェコ日本大使館での國方大使主催のレセプションにおいて、今回の事業でお世話になっているチェコの皆さまと国際交流ができました。
 チェコ国内の市役所訪問、チェコテレビ局見学(CT24)、スポーツアカデミーにおいては、ベラ・チャスラフスカ主管の運動会に参加したり、チェコ国内のさまざまな観光地も訪問したりして楽しいひと時を過ごすことが出来ました。さらに、ホームステイによってチェコの暮らしの一端を知る事も出来ました。今回の訪問は、現地のテレビに3回も放映されるほどの反響がありました。
 RCが世界に存在する意義を示し、学生たちからの感想文には、今回の派遣事業に対する御礼と共に、これからの人生に対する前向きな思いや、この体験を通して成長できたこと、そして次世代を担うべくさらなる努力を続けていくことなどが綴られていました。この体験を糧に将来、職業を通じて世界平和に貢献してくれる立派な社会人となって活躍してくれることを期待しています。
 この事業で、ガバナー賞を頂きました。その他、地区大会に全員登録したり、「世界平和フォーラム広島」にはRAC・IACから多くの参加をして頂きました。
 多忙を極めた充実した1年でした。「感謝」