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幹事 田丸善三

  「暑さ寒さも彼岸まで」等と申しますが、今年は「暑さ寒さも地区大会まで」と言った風で、地区大会後の今はすっかりの陽気になりました。市内各クラブの周年事業も一区切りつきホットしているところです。
 さて、「この一年を振り返って」と言うことですが、私にとっての区切りとは武部年度の3月11日の東日本大震災から始まります。当時国際奉仕理事をお受けしていた私は姉妹クラブのプラハRCからのメール「被災地の子供たちを助ける計画」を3月15日に受け取ります。そのメールが現大藤年度に「被災地の子供たちをプラハへ・心のいやし事業」へと続いた事は皆さんも御存知だと思います。この事業では本当にいろいろな事、普段経験できない事などが体験できました。通訳を探している時にスロバキヤ人のチェコ語の堪能な京大大学院生デブナール・ミロシュ君と知り合えました。彼は優秀で親身に通役の役目を果たしてくれ、プラハでの通訳シルビアさんを紹介してくれました。そしてシルビアさんも大変優秀で骨身を惜しまず我々のプラハでの活動に尽くしてくれました。やっぱり、人との心の繋がりが最も大切でした。又、航空会社やチェコ大使館との折衝、果ては滞在ホテル選び等なれない仕事ばかりでした、思い出は尽きません。そして、特筆すべきはプラハRCの子供たちへの奉仕の行動でした。もしも逆の立場に立った時、我々のクラブで同等の奉仕活動が出来るのか、それほどの計画と行動をプラハRCでは用意してくれていました。お互いに尊敬しあえる関係にある、この気持ちが遠く離れた姉妹クラブを長く存続させ、共同して事業が出来る理由なのだと、そして事業の内容が本質ではない、それを行おうとする気持ち、前に進んで実行しようとする気持ちが大切なのだと感じた旅でした。そして次年度にはプラハから交換留学生サンドラがやってきます。是非とも会員の皆様には優しい気持ちで見守っていただきたいと思いますし、可能な限りの御協力をお願いしたいと思います。
 さて、ロータリーの何たるかも知らない所からのスタートでしたが、会長、副会長や役員、理事の皆様に御教えいただき、応援いただいてこの一年半を無事終えることが出来そうです。何もしないで過ごすよりも、何かに取り組んでいるほうが楽しい事に気づいた、又熱心に「何か」に取り組むと言うことが、失うことよりも得ることのほうが大きいと、久しぶりに気づかせてくれた一年となりました。会員の皆様の御協力に感謝申し上げます。
 最後に、余計な事なのですが1点だけ気になる事があります。それは東日本大震災でプラハからは奉仕事業のきっかけになるメールが来ました。逆にもう一方の姉妹クラブ、サンノゼ・ノースRCとは当時30周年の時から懸案の短期の青少年交換事業のメール交換をしていました。あの震災のため中断してしまったのです。サンノゼ・ノースRCとは、今後のストーリー作りをそろそろ考えないといけないのではないかと、今では気になります。