
2026-27年度
京都洛中ロータリークラブ会長
橋本 善博
会長基本方針 「友愛と奉仕」 ~友情を育みロータリーファミリーを広げる~
ロータリークラブの生みの親、ポール・ハリスは1868年ウイスコンシン州ラシーンという小さな町で生まれました。両親の愛に包まれすくすくと成長しましたが、3歳の時に父親が破産し、一家は離散状態となりました。ハリスはバーモント州に住む、厳格なクリスチャンである祖父母のもとで素直で自由奔放な少年時代を過ごしました。
やがてハリスは青年となり大学に進学をしますが、彼の自由奔放な性格と元来の正義感から誤解を招いて、二つの学校から退学処分となりました。しかし、祖父はハリスを叱るのでなく人生の指針として弁護士への道を示しました。1891年、アイオワ大学を卒業し弁護士資格を取得しますが、持ち前の自由奔放な性格が頭をもたげ、卒業してすぐに5年間の旅――いや、旅と言う名の放浪生活に出かけます。しかし、この旅の経験が後にロータリークラブ誕生の原動力となるのです。
1896年、シカゴに法律事務所を開設。持ち前の勤勉さを発揮し順調に業績を積んでいきますが、順風満帆な生活にふと疑問を感じるようになります。「シカゴには沢山のひとが居る。立身出世を夢見て農場や地方の村からシカゴにやって来た若者が大勢居る。しかし誰もが孤独である、そして私も。彼らを一堂に集めたらどうだろうか」――地元の職業人のための社会組織を作ることを考え、1905年2月23日、地元の賛同者3人と、4人の小さな集まりが開催されます。これがシカゴロータリークラブの誕生です。
1907年、三代目会長に就任すると、新たな理念【友情に基づいた奉仕の精神】を追加します。ロータリークラブに初めて「奉仕」の言葉が生まれた瞬間です。ポール・ハリスが理想として描いた「友情に基づいた奉仕」は、今日まで全てのロータリアンが共有する例会出席の義務として受け継がれています。シカゴで生まれた小さな輪が、世界各地の友愛の輪へと広がりました。
こうした歴史を踏まえ、今年度の会長基本方針を「友愛と奉仕」、サブの方針を【友情を育みロータリーファミリーを広げる】とさせて頂きました。
京都洛中ロータリークラブは設立47年を迎えます。チャーターメンバーから入会1年目の方々まで、幅広い年齢層・幅広い職業の方々が在籍しています。今年は奉仕活動と共に、クラブ内の親睦活動に注力する年度と致します。例会には、ご夫君・ご夫人をお招きする機会を増やしたいと計画しております。ロータリークラブは、ロータリアンだけの集まりではありません。ロータリアンを支えてくれるご家族、ご家庭のご理解・ご協力がロータリー活動の原点と考えております。
奉仕活動については、能登半島地震への支援を、坂部会長・東郷会長年度に続き今年も計画しております。今回は私達が能登の被災地へ伺い、七尾ロータリークラブ様を通じて復興の一助になればと考えております。また、「ドナルド・マクドナルド・ハウス京都」への寄付、京都市立鳴滝総合支援学校・高等部への設備等のご支援も計画しております。
ロータリークラブは「大人の学校、年は違うが同級生」であると私は考えています。先ずは、楽しい例会が重要です。メンバー各自が声を掛け合い、食事を共にする。今年は通常例会においてもご家族の参加をお呼びかけし、親睦会やシェーク・ハンドナイトもご家族と共に楽しんでいただきたいと考えています。
京都洛中ロータリークラブは3年後に創立50周年の大きなイベントを控えております。多くのご来賓・お客様を、京都洛中ロータリーファミリーとしてお出迎えできる事を期待しております。最後になりますが、楽しいクラブ運営に、会員の皆様のご理解とご支援、ご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
~ Enjoy Rotary Life ~