2022-23年度京都洛中RC の奉仕事業は、京都洛中RC 創立20 周年記念事業として発足した洛中桐田奨学会(会員の寄附金で運営)の奨学生であるプトゥ・アディ・アンディカ・ラディティア君の故郷であるインドネシア共和国バリ島にて、以下の2 つの事業を実施します。
事業1:衛生的な井戸掘削事業
水道インフラがなく、不衛生な水を日常生活水として使用しているバリ島北部のパンジャールアサム村に対し、衛生的な井戸水設備を寄贈し、だれもが安全な水を利用できるようにし、以下を実現します。
- 安全な飲料水の供給により、感染症にかかる人を無くします。
- 身体や衣服も清潔に保てるようになり、衛生的な生活を実現します。
- 遠方までの水汲み作業を無くします。
運営経費(電気代・メンテナンス費用)は村負担となるため、永続的な運営が可能となり、生活インフラとして長期間に渡り地域住民が恩恵を受けることができます。
SDGs 目標6【安全な水とトイレを世界中に】
事業2:知的障がい者向け学校への設備・備品の提供事業
バリ等北部では、ディスクレシア(文字の読み書きに限定した困難がある状態)や自閉症等の症状を有する児童が全体の約13% 存在し、学校の授業についていくことができず、識字率低下や貧困層の増加といった課題を抱えています。
国際ロータリー第3420 地区ロビナRC が現在建設中の知的障がい者向け学校『北バリ芸術学校(ディスクレシア等支援学校)』へ、建物内の設備・備品を提供し、以下を実現します。
- 知的障がい者に合わせた適切な教育機会を提供します。
- 識字率向上による所得水準、クオリティ・オブ・ライフの向上。
SDGs 目標4【質の高い教育をみんなに】